触媒と光触媒
光触媒というものがそもそも何か、そして基本的にどんなメカニズム によるものなのか。それを知るためには、触媒ということについてまず 「おさらい」すべきでしょう。
触媒とは、化学反応をある意味で制御する物質のことです。化学反応 とは、分子間で原子のやりとりを行い最初とは異なった分子を作ること、 くらいにとりあえず考えてください。「ある意味で制御」といいました が、これは触媒が最終的に原子のやりとりの当事者になるのではなく、 他の分子が原子をやりとりする速度や、最初に必要となるエネルギー量 (活性化エネルギーといいます)を規定する、ということです。つまり 触媒とは、自らは最終的に変化することなく、化学反応を促進(または 停滞)させるものです。図では青丸で示しました。
そして光触媒というのは、光がないとそういった触媒効果がほとんど ない(またはまったくない)のに、光(紫外線など可視光以外も含む) によってその触媒効果を得る物質のことです。あるいはそういった作用 そのものを指すこともあります。光自体が触媒になるというより、光が ある物質に作用して、触媒としての働きをさせる、ということです。
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代表的な光触媒物質は酸化チタン
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光触媒の勉強資料 目次一覧
- 触媒と光触媒
- 代表的な光触媒物質は酸化チタン
- 酸化チタンの原点の本多・藤嶋効果
- まず光によって電子が伝導帯に移行
- 電子や正孔からの活性酸素の生成
- 金属担持による光触媒性能向上
- 酸化チタンの基本形態
- 酸化チタンのコーティング
- 酸化チタンとアパタイトのハイブリッド型
- 光触媒シリカゲル
- マスクメロン型光触媒
- 昭和電工のブルッカイト型酸化チタン膜
- 光触媒の脱臭への応用
- 光触媒によるシックハウス症候群対策
- 光触媒の排ガス浄化への応用
- 光触媒によるダイオキシン処理
- 光触媒による水の浄化
- 光触媒の流出原油処理への応用
- 光触媒による土壌の浄化
- 光触媒の殺菌殺カビ効果
- 光触媒殺菌効果の手術室への応用
- 光触媒でエチレンガスを分解し鮮度保持
- 光触媒によるセルフクリーニング機能
- 光触媒の持つ超親水効果
- 光触媒の道路への応用例
- 可視光応答型光触媒への挑戦
- 光触媒を応用した人工光合成
- 光触媒と太陽光発電
- 光触媒の歯の漂白への応用
- 光触媒とプラズマ技術
- 発光ダイオードを光源とした光触媒
- 酸化チタン薄膜のスパッタリング
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