酸化チタンの基本形態:光触媒の勉強資料

酸化チタンの基本形態

酸化チタンの基本形態

酸化チタン自体、常温常圧では固体(粉末)です。主な生成法として は、以下の2つがあげられます。

〈硫酸法〉
  =硫酸チタンを加水分解して生じる水酸化チタンの沈殿を焼成する
〈塩素法〉
  =ルチル鉱と塩素から生成した四塩化チタンガスを高温で酸化する

特に光触媒用酸化チタンの場合、その表面積を大きくするために顔料 用に比べてはるかに微粒子の粉末になっており、それだけ扱いには細心 の注意が必要です。

そのため、液体化された形で供給されることも普通です。最も単純に は、水などに溶かしたスラリーと呼ばれる形ですが、これを塗るだけで はすぐ取れてしまうことが多いので、あまり実用にはなりません。

実際にさまざまな加工性に優れているのは、チタンのアルコキシドに 水を加え、水酸化チタンを重合させたチタニアゾルという形態です。こ れをコーティングして信頼性の高い酸化チタン膜を作るわけです。また ゾルからさらにゲルにして薄膜化するという技術もあります。

金属担持による光触媒性能向上酸化チタンのコーティング




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