酸化チタンの基本形態
酸化チタン自体、常温常圧では固体(粉末)です。主な生成法として は、以下の2つがあげられます。
〈硫酸法〉
=硫酸チタンを加水分解して生じる水酸化チタンの沈殿を焼成する
〈塩素法〉
=ルチル鉱と塩素から生成した四塩化チタンガスを高温で酸化する
特に光触媒用酸化チタンの場合、その表面積を大きくするために顔料 用に比べてはるかに微粒子の粉末になっており、それだけ扱いには細心 の注意が必要です。
そのため、液体化された形で供給されることも普通です。最も単純に は、水などに溶かしたスラリーと呼ばれる形ですが、これを塗るだけで はすぐ取れてしまうことが多いので、あまり実用にはなりません。
実際にさまざまな加工性に優れているのは、チタンのアルコキシドに 水を加え、水酸化チタンを重合させたチタニアゾルという形態です。こ れをコーティングして信頼性の高い酸化チタン膜を作るわけです。また ゾルからさらにゲルにして薄膜化するという技術もあります。
金属担持による光触媒性能向上酸化チタンのコーティング
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光触媒の勉強資料 目次一覧
- 触媒と光触媒
- 代表的な光触媒物質は酸化チタン
- 酸化チタンの原点の本多・藤嶋効果
- まず光によって電子が伝導帯に移行
- 電子や正孔からの活性酸素の生成
- 金属担持による光触媒性能向上
- 酸化チタンの基本形態
- 酸化チタンのコーティング
- 酸化チタンとアパタイトのハイブリッド型
- 光触媒シリカゲル
- マスクメロン型光触媒
- 昭和電工のブルッカイト型酸化チタン膜
- 光触媒の脱臭への応用
- 光触媒によるシックハウス症候群対策
- 光触媒の排ガス浄化への応用
- 光触媒によるダイオキシン処理
- 光触媒による水の浄化
- 光触媒の流出原油処理への応用
- 光触媒による土壌の浄化
- 光触媒の殺菌殺カビ効果
- 光触媒殺菌効果の手術室への応用
- 光触媒でエチレンガスを分解し鮮度保持
- 光触媒によるセルフクリーニング機能
- 光触媒の持つ超親水効果
- 光触媒の道路への応用例
- 可視光応答型光触媒への挑戦
- 光触媒を応用した人工光合成
- 光触媒と太陽光発電
- 光触媒の歯の漂白への応用
- 光触媒とプラズマ技術
- 発光ダイオードを光源とした光触媒
- 酸化チタン薄膜のスパッタリング
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