光触媒によるダイオキシン処理:光触媒の勉強資料

光触媒によるダイオキシン処理

毒性の強い環境ホルモンとしてすっかり世の中の目の敵となっている ダイオキシン。その分解にも光触媒はきわめて効果的です。

ダイオキシンは通常、気体または液体の物質の中に混じっていますが、 どちらに対しても光触媒による分解処理技術が開発されています。紫外 線ランプを用いた装置により、ほとんどのダイオキシンが99%以上分解 され、塩素イオンと水と二酸化炭素になります。

光触媒によるダイオキシン処理

大きな実績をあげているのはヤマダ・インダストリーという会社です が、一方で東芝も面白い方法を開発しています。酸化チタンだけでなく、 パラジウム触媒を担持させた活性炭も利用し、前者で得た水素と後者で 得た塩素により塩化水素(塩酸)を作り、他の成分は水と二酸化炭素と に分解するというものです。

ダイオキシン以外の環境ホルモンでは、βエストラジオールという女 性ホルモンも光触媒で分解されることが確認されています。

なお、光触媒とは直接関係ないのですが、東京都林業試験場や神戸製 鋼所、静岡大学は、コウヤクタケの菌糸を用いたダイオキシンの分解に 成功しています。猛毒のダイオキシンですが、新たな環境破壊を最小限 に抑えた処理方法がさまざまに試みられているようです。

光触媒の排ガス浄化への応用光触媒による水の浄化




光触媒の勉強資料 目次一覧