光触媒による水の浄化:光触媒の勉強資料

光触媒による水の浄化

空気の浄化と並ぶ光触媒の代表的な応用例が水の浄化です。他の応用 と同じように、ヒドロキシラジカルの強い酸化力によって、有害な物質 を分解するというのが基本作用です。例えば洗浄によく用いられる有機 塩素化合物、農薬、各種微生物、重金属イオン、色素、さらには猛毒の 青酸カリなども分解可能です。

光触媒を水の浄化に用いる際に何といっても重要なのは、酸化チタン と水とを最終的に簡単に分離できるようにすることです。実は初期にお いては、酸化チタンの粉末を直接水に混ぜることも行われていました。 こうすると確かに酸化チタンの表面積は稼げるので光触媒効果は大きい のですが、その水を利用する段階で、粉末を除去するのに一苦労だった といいます。

それに対して最近では図のように、ガラスの容器の内部に酸化チタン を薄くコーティングしたり、ペレット(やや大きな粒)状にして水に浮 かべたりする技術が実用化されています。

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