光触媒によるセルフクリーニング機能:光触媒の勉強資料

光触媒によるセルフクリーニング機能

水によって洗い流しにくい脂肪分は、それ自体が汚れ物質になる一方 で、埃や砂などを付着させやすいという、やっかいな物質です。界面活 性剤をうまく使えば落とすことも不可能ではないのですが、それはそれ で新たな有害物質を生み出す可能性もあるし、メンテナンスの手間も大 変です。

光触媒は光によってこういった脂肪分を分解できるので、汚れが極め て落しやすくなります。特に浴室やトイレや台所といった住居内の水ま わり施設や、雨などが直接当たる外壁では、分解された物質が水で簡単 に除去されるので、セルフクリーニング機能と呼ばれます。

光触媒によるセルフクリーニング機能

例えばテントなどによく使われる、フッ素樹脂という物質があります。 余談ですが、同じフッ素系樹脂であるフッ素エチレン樹脂を、ガラス繊 維織布でコーティングした建材用膜材が、東京ドームの屋根に使われて います。このフッ素樹脂に酸化チタンを配合して作ったテントを、通常 の屋外環境(太陽光が当たり、ときどき雨が降る)で使用したところ、 明らかに汚れが軽減されたということです。

光触媒でエチレンガスを分解し鮮度保持光触媒の持つ超親水効果




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